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両建て必勝法!FXを両建てでリスクヘッジしながら稼ぐコツ!

両建て必勝法!FXを両建てでリスクヘッジしながら稼ぐコツ!

こんにちは、ひふみです。

今回はFXの「両建て」の有効活用方法を紹介します。

わたしもたまにするので知っておいて損はないです。

両建てを使う場面は大きく分けて4つあります。

① リスクヘッジ

② 押し目買い、戻り売り

③ レンジ相場

④ 指標トレード

それぞれ特徴や使うコツがあるので見ていきましょう。

1. 両建てとは

両建ては簡単に言うと売りと買いの両方のポジションを持つことです。

このため、どれだけ価格が上下しても損益額はかわりません。

このことをうまく利用することで、リスクヘッジや押し目買いなどのエントリーで使えるようになります。

1.1 両建てのメリット

両建てをしていたときに、買いのポジションは価格が上昇したときに決済。

そこから下落してきたときに売りポジションを決済すると、その差額が利益になります。

両建てしている間は、指標や要人発言等でどんなに価格が動いても損益はかわらないので安心ですね!

1.2 両建てのデメリット

両建てはリスクヘッジができる反面、デメリットが存在します。

コストが2倍

コストとはスプレッドや取引手数料です。

2つポジションをもつということはスプレッドや取引手数料が2倍になってしまいます。

長期間保持しているとマイナススワップ

同じ通貨で売りと買いの両方のポジションをもっていると、スワップポイントは基本的にマイナスとなります。

FX業者によってはプラススワップになるところもありますが、それだけで儲けるのはあまりおすすめしません。

他口座間、他業者間での両建ては禁止

デメリットというか、注意事項です。

例えばゼロカットシステムを採用しているFX会社において

少額でハイレバトレード。1つは買いのポジション、別の口座で売りのポジションを持っていると

片方は証拠金がなくなり強制的に決済され、マイナス分は業者負担となりますが

片方は利益がだせるというようなトレードができてしまいます。

業者を別々にしてもこういったトレードはばれますので注意しましょう。

ばれた場合は口座凍結や出金停止などの重いペナルティが課されます。

2. リスクヘッジ

スイングやデイトレでいい感じに含み益がでているが、まだ利確ポイントまで達していないのに

重要な指標が差し迫っていて利確するか迷うといった場面があると思います。

そういったときに逆のポジションを持つことで、大きな値動きが予想される重要な指標や要人発言等でも

損益は変わらないので乗り切ることができます。

万が一、もとのポジションが含み損に転じてしまったとしても、反対のポジションが利益になっているためです。

FXの両建てでリスクヘッジする

そして、値動きが落ち着いてきたことに逆のポジションは決済しましょう。

スプレッド分のマイナスにはなりますが、元のポジションが建値決済されてしまったり

含み損に転じてしまうリスクを考えると、保険としてはかなり優秀だと思います。

指標や要人発言だけではなく、ブレイクするかどうかの局面などでも有効なので非常にオススメです。

重要な指標の発表時間はこちらから確認できます。

3. 押し目買い、戻り売り

FXの両建てのコツ

トレンドをうまくキャッチでき、長期間含み益の買いポジションがあったとします。

いくらトレンドといっても相場は上下を繰り返しながらトレンド方向に進んでいくので

そのときの波の高値を狙ってショートをうっていきます。

高値でショートするときは、もちろん反転根拠がないとただのギャンブルになるので

反転するか上抜けするかわからないときのリスクヘッジの両建てと似ていますが

リスクヘッジは守りのトレード今回の両建ては攻めのトレードです。

RSIや200期間移動平均線、フィボナッチなどなんでもいいので少し反発しそうというときに

スキャルピングや短期トレード目線でショートを入れていくのです。

このときに、大きなトレンドは上昇なので逆張りになります。

損切りは浅めに設定しておきましょう。

FXで両建て必勝法

さらに、上級者向けとして、この戻り売りが決まってショートを決済したと同時にトレンド方向と同じ「買い」を入れていきましょう。 そうすれば、「増し玉手法」としてさらなる利益が見込めます。

一度明確なトレンドがでたらそれだけで大きく稼げるチャンスなのです。

www.hifumix.com

4. レンジ相場

レンジ相場は上下のレジサポラインに挟まれて同じ価格帯を行き来する状態ですよね。

理想はレジサポライン上での逆張りですが、そう簡単に利益をあげられないのがFXです。

レンジ帯の上下端で逆張りしたときに限ってブレイクして大損なんて経験があると思います。

こういったときに両建てするとどうでしょうか。

FXのレンジ相場で両建てして勝つ方法

予想通りレートが戻ってきたときは、含み損のほうを決済し、逆張りポジションを残して利を伸ばします。

ブレイクしたときは、逆張りポジションを決済することで反対ポジションのほうで利益をだすことができます。

いずれにしても、決済するポイントがかなり重要なので、間違えてしまうと決済した途端に価格が戻ってきて

両方のポジションが損切りになることも考えられます。

相場分析がしっかり行える中級、上級者向けといえますね。

わたしがやるときはだいたいスプレッドの10倍くらいの位置にストップを置きます。

5. 指標トレード

指標発表前に価格がどっちに動くかや、発表値がどうなればどっちに動くかを予想できる人は少ないと思います。

個人投資家ですので、ファンドや機関投資家の情報収集力にはかないません。

そのため、指標時は動いたほうについていくことが我々個人投資家ができるトレードです。

もちろん不安な時はトレードしないことが最善ではあります。

ただ、雇用統計GDP発表失業率などの重要度の高い指標ではかなり大きく動きます

そこで有効なのが「両建て」なんですね。

手順は簡単です。

FXで両建てで指標トレードで稼ぐ方法

指標の5分前ほどに両建てをします。

それぞれ損切りを10~20pips程度で設定します。

指標発表後、価格は大きく動き、片方が決済されるので反落するまでに少し伸びた位置でもう片方も決済します。

少しでも利確を躊躇してしまうと一気に価格が戻されたりしてしまうので、慣れるまでは小ロットで行いましょう!

また、大きな価格変動が予想されないときもこの指標前の両建ては行いません。

重要な指標の発表時間はこちらから確認できます。

6. まとめ

両建てはあくまでもリスクヘッジで使うことがオススメです。

とくに、指標トレードなんかは決まれば大きく利益がとれますが、不発だった場合は2倍の損失になるので

大きく動く指標の見極め、損切り位置の見極めがかなり重要になります。

トレンド中に攻めの両建てをするときも、テクニカルを使って必ず根拠をもったエントリーをするのが非常に大事です。

初心者向けのトレード手法ではなく、かなり分析力を要する手法になりますが

使えるようになれば、リスクヘッジもしつつ、大きな利益がとれる手法になってくるので是非練習してみてください!