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【逆張り徹底攻略!】RSIなめんな!5分でRSIの見方や使い方を完全マスター!

【逆張り徹底攻略!】RSIなめんな!5分でRSIの見方や使い方を完全マスター!

こんにちは、ひふみです。

今回は、みなさんが一度は使ったことがあろうRSIについて解説します。

逆に多くの人が使っているので、意識されやすいインジケータともいえるので、

知らない人がいたら必ず見てくださいね。

1. RSIってこんなもの

FXのRSIの習性(相場の回帰性)

RSI(Relative Strength Index)相場の売られすぎや買われすぎを判断するインジケータとなります。

相場には回帰性(平均に戻ってくるという習性)があるため

売られすぎだからそろそろ買いが入る、買われすぎだからそろそろ売りが入る

このような考えをもとに使われるインジケータです。

ここまではRSIの一般的な考え。

以下、中級者以上向け

少し深堀りすると、RSIは

R Relateve(相対的)

S Strength(強度)

I Index(指数)

日本語で直訳すると「相対強度指数」です。これをよく「相対力指数」と言ったりします。

なにがいいたいかというと、

巷でよくいわれている売られすぎや買われすぎだけを判断するものではないんですね。

相対力指数なので、相場の一定期間内の上昇勢力、下降勢力の強さを表すものです。

そのため、トレンド発生時などのダマシの頻発や、上下に張り付く現象が起こります。

その本質を知らないと強いトレンドなのにRSIを根拠にエントリーしたり、反転しないのにもうすぐ反転するだろうと損切りできなくなるのです。

2. 使い方はとても簡単

2.1 RSIの数値

FXのRSIのパラメータ(30と70)
赤○のところのラインが30と70

RSIはデフォルトで3070のラインが表示されます。

30を下回ると売られすぎなので買いエントリー

70を上回ると買われすぎなので売りエントリー

というように使います。

エントリー機会は減りますが、その数値が25や75を越えた場合にエントリーという形にするとダマシが減るので確実性が増します

2.2 基本的な使い方① エントリー

RSIの逆張りエントリー箇所

RSIは逆張りで使います。

さきほどの数値(30や70)を越えた時にエントリーしましょう。

2.3 基本的な使い方② 利確

エントリーだけでしか使えないのかというとそうではありません。

売られすぎや買われすぎということは、そろそろ反転がきやすいということです。

つまり、他ポジションの決済タイミングを図るものとしても使うことができるんです。

FXのRSIを利確ポイントとして使った例

例えば、買いのポジションをもっていたときにどこで利確するか悩むなんてことがよくあると思います。

そのまま悩んでいると価格が反転してきて結局微益決済。という経験ありませんか?

そこでRSIを知っていれば価格が伸びきったところで利確ができます。

簡単に言うと、買いポジションをもってから価格があがっていくとRSIも同じようにあがります。

このときに、RSIの数値が70に当たりそうになったら利確しましょう。

※30や70にあたるまで待つと、急反発が起こりやすいので少し手前で利確します。

2.4 応用編 「ダイバージェンス」

FXのRSIでトレンド転換を表す強気のダイバージェンスと弱気のダイバージェンス

チャートがどんどん上昇しているのに、RSIは下がっていっている

このようにチャートとRSIが逆行している場面が多々あります。

これを「ダイバージェンス」といい、トレンドが弱まっていることを示唆する現象です。

このダイバージェンスを知っているだけで、ポジションの決済で使うことができたり、逆張りの準備をしたり

利幅のある位置で利確、または価格が戻ってくるとわかれば損切りせずにそのまま耐えることもできます。

ダイバージェンスのほかにもトレンド継続シグナル「リバーサル」もあり、詳しくはこちらで解説しているので必ず見ておきましょう!

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3. RSIの設定

3.1 数値の設定

わたしが使っているのと同じ設定を紹介します。

FXのRSIの期間やパラメータのおすすめ設定
←期間やパラメータの設定 RSIのラインを変更するのはこっち→

期間「20」 適用価格「Close(終値)」

これで大丈夫です。

期間を短くするとRSIはより上下に動きやすくなるのでエントリー機会は増えますが、その分ダマシも多くなるので注意です。

また、パラメータもデフォルトでは「30と70」ですが「25と75」にしても構いません。

この場合、エントリー機会はかなり減りますが、ダマシも減るため確実性が増します。

3.2 チャートに表示させる

RSIをFX(MT4とMT5)のチャート画面に表示させる方法

RSIをチャート画面に表示させるのは

挿入 → インディケータ → オシレータ → Relative Strength Index

この手順で簡単に表示可能です。

4. トレードでつかってみよう

4.1 エントリータイミング

エントリータイミングはとても簡単です。

買いでエントリーする場合は、RSIが30以下になったタイミングでエントリーしましょう。

他のインジケータのようにローソク足が確定してからとか、実体が抜けたらというような縛りはありません。

現行の価格がラインを突破した段階でエントリーすると良いです。

ダマシもあるので、他のテクニカルとも必ず併用しましょう。

4.2 利確ポイント

RSIでエントリーした場合

RSIを使って逆張りエントリーしたときの利確ポイントには明確な決まりはありません。

フィボナッチレジサポラインキリ番などの反転ポイントで利確を行いましょう。

分析が得意じゃない方は、スプレッド×10倍のpipsで利確しましょう。

例:ドル円(スプレッド1.6pips)なら利確は16pips

100.000でエントリーした場合は100.160で利確します。(初心者向け)

すでにポジションがあったときの利確で使う場合

みなさんの中で、多くの方がRSIは逆張りエントリーで使うという認識が強いかと思います。

そのため、RSIによるエントリーシグナルがでると反発しやすいですよね。

ですが、それを逆手にとって利確タイミングとして使う方法がこれになります。

含み益のポジションがあった場合、最大限まで利益を伸ばしたいですよね。

伸びきったところだとしても、先の展開はわからないのでまだ伸びると思って待ってしまいます。

そのまま伸びればいいですが、価格がもどってきてしまったときはせっかくの含み益のポジションが含み損になるのは嫌なので

微益決済してしまうんですね。

そこで、RSIを利確シグナルとして使います。

ポイントは、RSIのエントリーシグナルが出る少し手前で利確することです。

具体的にいうとRSIの「32や68」くらいの位置ですね。

そうすることで、堅実に広い値幅で利確することができます。

※すべてのポジションでRSIによる利確を適用すると一向に利確できないので、

様々なテクニカルの中の1つの目安として使いましょう。

気づいたらRSIでそろそろ反転シグナルがでそうだなというときに使うのが理想です。

4.3 損切りポイント

RSIのエントリーが成功し、一旦大きく含み益になった場合は、損切り位置は建値(エントリー値)にしましょう。

RSIでエントリーしたにも関わらず、価格がさらに逆行していく場合、

200MAやレジサポラインなどの反転ポイントが他になかった場合はスプレッド×10から20倍程度に設定しておきます。

反転ポイントがあるなら、それの少し外がおすすめです。

5. RSIの注意点、これを知らないとRSIで負ける

RSIの30や70ラインを越えているのに一向に価格が戻ってこない。

RSIを使う人なら一度は経験する場面ですよね。

そんなときはかなり強いトレンドがでているのです。

トレンドを把握せずにRSIがエントリーシグナルを出したからといって何も考えずエントリーしていてはいつかやられるので

少なくともその時見ている時間足で明確なトレンドはでていないかどうか

そして、余裕があれば上位足のトレンドもチェックしておきましょう。

レンジ相場転換が近い弱いトレンドなどの明確な強いトレンドが出ていない場合にRSIは有効です。

6. RSIは併用することで真価を発揮する

RSIを使っている人は非常に多く、かなり有用で便利なインジケータです。

そのため、チャート画面には常に表示させておくことをおすすめします。

ただ、RSIを単独で使っている人は少なく、併用することでダマシも減り、勝率もあがるので

組み合わせるのにオススメな手法を紹介します。

6.1 安定のフィボナッチ

フィボナッチときいて難しそうだな、と思うかもしれません。

ですがそれは大きな間違い

これを読めばすぐに理解でき、他の手法にも応用できるので是非マスターしましょう。

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6.2 水平線を使った逆張り手法

レジサポラインキリ番などの水平線、チャートパターンなどがわかれば逆張りエントリーの根拠が増えます。

それらの根拠とRSIの根拠が重なることでエントリー根拠の信頼性が増しますよね。

そういう根拠の積み重ねがFXでは非常に大事なんです。

自分の道具が増えると思って、知らない方はぜひ読んでください。

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6.3 トレンドラインでトレンドの強さを把握する

トレンドラインを引くことで、その傾きからトレンドの強さはもちろん、

複数のトレンドラインを引くことで、強さが増しているのか弱まっているかを把握することもできます。

RSIを使うときだけでなく、普段チャートを見るときにも使える手法なので必ずチェックしましょう。

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6.4 RSIとエンベロープで高速スキャルピング

わたしが個人的にとても好きな手法「RSIとエンベロープを使った1分足高速スキャルピング」です。

これだけ知っていれば勝てるというような手法なので、いろいろな手法を試したけど勝てない。という方や

逆に全然手法を知らないなんて方もぜひ見てください!

超おすすめです!

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7. まとめ

RSIを使っている方はとても多いです。

そのため、RSIがエントリーシグナルを出したときは反転しやすいので、必ずチャートに表示させてチェックするようにしましょう。

また、他サイトにはなかなか載っていない利確の目安としても使える万能なインジケータです。

わたしが非常に愛用しているインジケータなので使ってない方はぜひ試してみてください!!